Staff Blogスタッフブログ

スタッフの日記

3年ぶり開催 「シズオカ KAGUメッセ」へ行ってきました

この記事をシェアする

 

今月6/1~6/3の業者商談日に合わせて、静岡県の家具展示会へスタッフのわたくし行ってきました 🚄

 

社長は同日に開催だった東京はビックサイトのインテリアライフスタイル展と、

青山のスパイラルホールで開催のててて見本市の会場へ 🚄

 

 


 

 

静岡県家具工業組合さんはコロナ禍で展示会を3年見合わせておられ久しぶりの開催。

ーお久しぶりです。KAGUメッセですー

シズオカ[KAGU]メッセ2022

 

 

JR静岡駅からシャトルバスが出ていまして、

会場につくとお茶どころ静岡県らしく、ペットボトルのお茶をパンフレットと一緒に配っておられました🍵

 

 

なんといってもわたくしの目的は福井木工所さん。

「いつか是非うちの工場(こうば)にも寄ってくださいよ」と、そんな話をよくするようになり、

少しコロナも落ち着いてきたころ、

2022年は「開催しますよー!」と、今回役員だった福井さん。

 

そんなこんなで今年は必ず伺います!と、お邪魔する予定でいたので最終日に合わせて伺いました。

(やっとこれたー!ヾ(o´∀`o)ノ)

 

福井さんともお電話ばかりでしたので、久しぶりのお元気そうなお顔を見れて良かったです。

 

さて!下記の写真。    (ちらっと福井さんと職人の女性の方が写っておりますね!)

店頭でも展示しております馴染み深いコンソールキャビネットは、

約6年ほど前に東京のIFFT展示会場で弊社オーナーの山川が一目惚れし、

離れたところに居たわたくしも呼ばれて向かって一目みて射抜かれた、

福井木工所さんとお仕事をするきっかけとなった思い出深い家具です(^v^)

 

コンソールキャビネットの引出しの木目は柾目。

リクエストがございましたら同価格で板目にも変更可能です。

 

この日はブラックウォールナットで沢山のお客様をお出迎えしていました。

 


 

 

そして、今回、福井さんが是非見ていただきたいと仰っていた「キハダ」(黄肌)を使った家具。

 

皆さまご存知の通り、海外からの木は燃料費やら何やらと、世界情勢も含めモノが高騰しております。

キハダは全国的に分布しており北海道の北部・北見方面などから産出されます。

北海道のキハダはシコロと呼ばれ、

北海道のキハダは良材とよく言われるのですが、

静岡のキハダも同じように良材で、また少し個性があると教えていただきました。

今一度、昔から日本で馴染みのあるキハダを使って家具を。と、今回つくられました。

 

キハダは木目が美しいので家具の材料として人気があり、楽器材や建築材にも使われます。

 

広葉樹の中ではやや軟材の方ですが、家具の用途によって美しい木目を生かしてつくられます。

太い道管が作り出す木目や特有の材色が良いです(^^)

水湿に強いこともあり、枕木や流し場などの水回りによく使われたそうです。

 

太い導管はオーク系も括りとして、手触りに独自の感覚を感じます。

はたしてキハダでどんな手触りのどんな雰囲気の家具を出品されるのだろう👀と、

展示されているキハダのシェルフを見て、

触れて、ハートにガツンと来ました!

 

柾目で構成されたキハダのシェルフ。

 

指の腹でなぞると、え?これキハダ?(≧∇≦)!!

 

滑らかに整えられた手の仕事。目のつまりも自然でキハダのキハダらしさを決して失わず、

ブラッシュアップされたお仕事ぶり!

もうここからもう1つスイッチが入って、写真を撮る手が止まりませんでした。

 

木の扱いに愛情を感じますよねぇ。🌸

 

近日中に木部のサンプルを送っていただくので質感を確認いただけます!

 

 

 


 

 

築年数の長いご実家のリフォームを進めておられてました女性のお客様。

離れには茶室をおつくりになられる等、

リフォームされた玄関に関しまして以前より下駄箱のご相談をいただいていたのですが、

今回こちらのキハダでのご提案をしましたところ写真を見て、

「あぁ、ほんとだ。綺麗ね、うんいいわぁ」と、早速御注文を頂戴しました。

お盆頃の完成です(^^)

 

さて!ここからは一気に写真を並べます!

 

<ウォールナットのシェルフ>

 

<棚板の木口は真っ直ぐな切り落としではなくて僅かにふくらみを帯びた蛇腹面です>

 

 

<棚板も手触りよく表面の木肌を整えておられます。無垢材です>

 

<漆(拭き漆)のチェストとデスク>

 

 

 

<国産の桐。会津桐です。品があります>

 

<漆のオープンラック>

 

<右の濃い方も、オープンラックも樹種はキハダです>

 

 


 

当日。

午前10時には会場に着いたのですが、

本当に久しぶりに福井木工所さんの家具を色々と見れワクワクが止まらず、

あっとゆう間に2時間が過ぎ予約くださっていた自然薯のとろろ汁のお店へ。

丁子屋さん。400年以上お商売されていて日本で最古のとろろ屋さんだそうです。お腹いっぱい食べました。

 

お店の前の道路案内標識に「東海道」と書いてあって、

ほぉぉ~~~東海道五十三次!弥次さん喜多さん!

日本橋から数えて20番目の宿場町。「丸子」と書いて「まりこ」と読みます。

 

 


 

 

ご飯をよばれて、次は工場へお邪魔しました。

 

福井木工所さんは、社長の福井さんを含めた3人で家具をおつくりになっておられます。

男性の職人さんと女性の職人さんにもお目にかかれ、

この方々が家具をおつくりになっておられるのね~!!!と、嬉しかったです(*^^*)

 

工場内を拝見したあとは、少し離れた干し場へ。

 

 

長いものは建物の2階あたりまで!

 

 

その数も圧巻の木材たち!

これらは桐やキハダ。

 

その他、寝かせてあったチェリーやウォールナット達も沢山ございました。

工場では作業のお邪魔にならないように見学させていただき、

漆やオイルを仕上げるところも見せていただいたあと再度、展示会場に戻りました。

 

今回会場に見にいらしていた広島県の松井木工社長さんと少し会場をまわって帰りました 🚄

 

ありがとうございました!

 

 

 

この記事をシェアする

go to top