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書棚・本箱

大阪府高槻市に、オリジナル杉のスライド書棚5重を納品しました

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大阪府高槻市に、オリジナル杉のスライド書棚5重を納品しました。

 

 

トラックに近寄りすぎて、全貌がみえませんが、2tトラックに満載です。

 

 

 

書棚のBOXの数は26箱。

5重スライドともなれば、この数になります。A6、A5サイズの奥行が浅いBOXがあるので載りました。

 

 

 

 


 

たすかーたそるてに出会うまでのお話。

 

2階に置かれていた本を、1階でスッキリ収納しようとご計画。

イメージは、和室の壁一辺全体に本を収納。

高さ2m50cm・幅は畳一枚半分の2m50cm・奥行は畳一枚分の奥行89cm5mm

この空間を最大限有効に使って、お持ちの本を出来るだけ仕舞いたい。

 

だけど、このサイズに合う本箱を、既製品で探したら、どこにも無い。

 

そこで、見つけていただいたのが、たすかーたそるてでした。

 


 

聚楽壁の昔ながらの和室です。

本箱と本の重量に耐え得るように、畳を床に仕上げ直され、床補強にかなり注意を払われたようです。

 

 

 

どんどん作業を進めていくので、途中経過の写真は1枚だけです。

 

 

 

 

 

A6・A5・B5・B5・A4の5重スライドです。

B5の一列はお手持ちの本の奥行きに合わせて、基本の奥行より深めでオーダーされています。

 

 

 


 

今回、K様たってのご希望で、最前列の棚板小口を装飾彫りで仕上げました。

 

当店では、突板仕様のスライド書棚も展開しており、そちらの本棚の棚板は小口に無垢材を採用し、そこに装飾を施しています。

 

 

 

その棚板を、ご覧になったK様は、本体材料は杉を選ぶけど、小口を装飾して欲しいとのリクエストがございました。

スライド書棚で使用する材種は針葉樹の杉で節ありです。

棚板にも節が出ることもあります。その場合は装飾すると割れてしまうのでお作りすることが出来ません。

 

いま、ちょうど節の少ない材料が入手できる事、職人さんもやってみよう!という気持ちを持ってくださったので

このリクエストにお応えすることが出来ました。

 

杉は針葉樹で、小口部分を薄くすると欠けやすく、どこまで小口を尖らせるのか、その辺りはこちらにお任せしてもらいました。

 

 

いつもとは違う印象の杉のスライド書棚になりました。

 

 

 


 

搬入にあたり、トラックを離れた場所に止めて、一つずつ手運びをしようとしていたら

ご近所の方が、前道にトラックを停めたらいいよと声をかけて下さり、

抜け道に使おうとする他車の誘導もしてくださるなど、

地域の方のご協力のもと、最短距離で搬入出来たので予想外に早く設置できました。

 

K様のお人柄や、日頃のご近所付き合いのお陰様です。

K様ありがとうございました。

 

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