Staff Blogスタッフブログ

その他

オイル仕上げの家具。私の経験編。

この記事をシェアする

ホームページを見ると家具の塗装について。オイル仕上げと漆とウレタンがあって、塗膜を作るのが・・・・みたいなことが書かれているともいます。

今日のブログは私の経験からの 家具のしあがりのこととか、塗装のことをブログで書いてみます。

子供のころから家具の配達を手伝っていました。お小遣いがもらえるので。

その時の家具は丸伸のスライド書棚でした。木の家具だと思っていました。箱を開けたときに家具の匂いのする。実は木ではなくプリント化粧板でした。匂いは突板のスライド書棚の時にするウレタンの匂いでした。

そのうち、気が付くと色の黒い、今までにない、だれが見ても木だという家具が並び、たまにひげをはやした、豪快なかんじの親父が出入りし、たまに飯を食ったり、とまったり、勝見幸雄さんでした。

そこから、久和屋の健康家具??? まだ、学生なのに店に出入りする営業マンや勝見さんの話を聞き家具の知識がついていきました。勝見家具は自然な塗料が塗られた肌触りのいい、これが木の家具で最高だと思っていました。家具屋を手伝うようになり、静岡の家具の展示会にひとりで行き、初めてJ39モ―エンセンの椅子を見て、そのまま、クラフトコンサートのショールームに行きました。

北欧の家具は勝見さんより、比べ物にならないぐらい いいよって言われました。

衝撃でした。

今でも、北欧の家具が勝見さんの家具より比べものにならんぐらいいいとは思いませんが、それぞれにいいと思いますが。J39はデザインもよくソープ仕上げで、これがほんとの自然塗料でした。

勝見さんの家具はオイルステインでした。また、天板にたまにワッカがぐりぐりした跡がありました???これは木の木目だと思っていました。

そのうち、お店に 北海道で仕事をしていたけどもかえってきた兄の同級生の斎藤さんがお店に来ました。お店に来ては勝見さん家具屋 久和屋さんの家具の良くないところを、少しちくりといっては帰って行かれました。(笑)

齋藤さんと仕事をするようになり、僕も齋藤さんからいろいろ教えてもらいました。天板の仕上げ方、オイルとの塗装にしかた。北海道の家具。

そのうちサンダーを自分で買い使うようになり、天板を研磨し、あのときの勝見さんのテーブルのワッカのぐりぐりはなにかわかりました。荒いサンダーをかけた後でした。また、オイル塗装はウレタンでなく、本当に自然系塗料はオスモカラーだったり、リボスだったりすることも。それすら、自然塗料といわない人がいることも。

今でも、注文しメーカーから来たテーブルの仕上がりが気に入らないときは私が仕上げなおしています。

勝見さんが悪者みたいになりましたが、勝見家具の箱物はほんとに素晴らしかったし、一枚板も勝見さんのセンスが光っていました。北欧家具にはない、魅力がありました。

たすかーたそるて に並んでいる家具は僕の経験とすいませんけど、センスで洗練されいいものが並んでいると自負しています。

 

この記事をシェアする

go to top