インテリアコーディネーターが教える!
家具選びの豆知識
2024.11.16
ロールスクリーンは、スクリーン上部の巻取りローラーパイプにスクリーンを巻き取って昇降させる方式です。
一枚一枚のスクリーンで窓を覆うため、見た目にはたいへんシンプルで、ファブリックがもつ風合いや色柄を生かすことが出来ます。
スクリーンの素材は、各種の繊維素材が用いられていますが、ポリエステルが主流で、他にガラス繊維、経木などがあります。
また、寝室などの遮光を必用とする場所には、スクリーンに特殊加工、ラミネート加工等を施したものがあります。
巻取りの操作方法により大別されます。
一般住宅から業務用まで幅広く使用されています。
高窓や高い位置にある窓におススメです。
昇降の手軽さから一般住宅の窓にも採用されるケースも多いです。
大型窓や手の届かない所におススメです。
※近年は、IoT対応のスマートリモコンの流行によりスマホ操作が普通になり、リモコン操作タイプの場合、赤外線送信は太陽光が強いと反応しにくいなどの注意する必要があります。
ローマンシェードは、機能的にカーテンと同様ですが、開閉は上下方向に行います。布地に特殊な表面加工を必要としないために、素材やテクスチャーをいかして演出することができます。 日射の調整や、高い方向からの視線を遮ることに向いています。
最もシンプルでベーシックなスタイル
一定の間隔で水平にたたみ上げます。
生地とバーを組合わせたシャープで規則正しいひだラインが特徴
1台のメカに2枚のシェードを吊るすタイプでドレープとレースのダブルが一般的。 前後2枚の生地をそれぞれ昇降でき、カーテンのような使い方が出来ます。
ウェーブをたっぷりとった最もゴージャスなタイプ。
伝統的な優美さと気品からクラシカルな窓辺が表現できます。
たくし上げるとアーチをいくつも描くフェミニンなスタイルです。
プリーツスクリーンは横型ブラインドやロールスクリーンと並んで、窓辺の採光をコントロールしたり視界をコントロールするための窓辺の装飾として親しまれています。
不織布のようにじゃばら状に加工された生地を降ろしたり、折りたたんだりして調光します。
規則正しいプリーツラインと、たたみ上げたときのコンパクトに納まるデザインが好まれていて、和室の窓や和風リビングの窓にも使われています。