※樹種のご案内※
■ビーチ材(ブナ)■
木目はキメ細やか。重厚で粘りがある。厳しい環境に育った証として、部材のあるところには黒スジや波状の木目、材色の濃淡などが出る場合も。全面的に小さな斑が入っています。
ナラなどに比べると少しピンクっぽく 愛らしい雰囲気です。
■アッシュ材■
適度に堅く、耐久力に富む。加工性も優れる。タモと似ていますが厳密には違います。アッシュよりもタモの方が木目が細かく詰まっています。アッシュ材は目があらく表情があり豊かです。
杢目は並行で綺麗なラインが出る事もおおく、白っぽいのがアッシュ材の特徴。
■ケヤキ材■
日本の広葉樹の代表格とも言える「ケヤキ」。
材はやや重硬で、耐湿・耐久性に優れる。一方、狂いやあばれが落ち着くまでに、かなりの乾燥時間を要する。
茶色~オレンジを帯びた木材は、ケヤキならではのさまざまな模様を見せてくれます。かつては大黒柱として使われ、家のシンボルとなっていました。磨くと美しいツヤが現れる特性から家具としての利用も活発です。
■レッドオーク材■
硬く、衝撃に非常に強いため、くるいや歪みを許さないレッドオーク。塗料の吸水性もよくオイル仕上げにするとより力強い導管の濃淡と、しっとりとした質感が楽しめます。強度に関しては全体的に優れています。
ナラ材に比べて木目にやや野性味のあるワイルドな雰囲気も持ち合わせています。柾目面に「虎斑(とらふ)」と呼ばれる木目が入ることがあります。無垢材ならではの特徴です。
■ブラックチェリー材■
木肌は緻密で表面の仕上がりは美しい。使い込むほどに飴色に変色し、高級感がある。
広葉樹の中で経年変化が早い材です。製材はじめは 淡いピンク色のような色味ですが、半年から1年もすると変化がよく分かる位に濃くなります。木目も ほんのりとした優し気な木目です。
導管が細くテーブルの表面がツルツルしている。触り心地はしっとりしております。
■ナラ材(ホワイトオーク)■
非常に高い強度。加工性にも優れている。湿気への耐性もよいです。木目が美しく、汎用性の高い良質な木材。
国産のミズナラよりも全体的に木目が荒く、色が白いのが特徴。 耐久性あり。
レッドオークと同じく 柾目面に「虎斑(とらふ)」と呼ばれる木目が入ることがあります。無垢材ならではの特徴です。
■ウォールナット材■
渋く上品で 色合いが重厚感を醸し出すが杢目が美しい。クルミ科の落葉広葉樹ですが、同じく家具の材料としてよく使われる「クルミ」とは別物です。材質は、堅くて重く、加工したときに狂いが少ないというのが特徴です。
導管が細くテーブルの表面がツルツルしている。触り心地はしっとりしております。
年月が経つと赤みがかってくるようになります。使い始めに比べると色がやや赤紫の様な、こげ茶が程よく抜けた明るい印象になります。