2021.5.25 (Tue)
オーダー家具
京都 家具屋 中京区へフルオーダーの傘収納を納品しました
かさを収納する家具を作って欲しいと、イメージ図をお持ちになってご来店くださったO様。
イメージ図をベースに、たすかーたそるてのこだわり「ずっと」使い続けられる家具になるように、お打ち合せさせていただきました。
今回のフルオーダー傘収納の製作ポイント5ツ挙げてみます。
ポイント①
パイプ2本の取付け高さを、前と後ろで変えたいとご要望がありました。
かさの柄が前後でぶつからないようにする事で、収納量がアップします。
かさの柄の形や寸法が多様なので、実際にお持ちの傘がしまえるかどうか
ご提案したパイプの高さと位置について、O様にシュミレーションしてご確認いただきました。
ポイント②
脚部内にアジャスターを埋め込みました。
玄関ホールの床は、勾配があるケースや、床に使用される商品上、高さがフラットじゃない事があります。
そういう場合に、アジャスターがあれば家具本体がガタつくことなく安定させて置けます。
今回こちらのアジャスター活躍しました!
ポイント③
取っ手です!フルオーダーでおつくり頂いたからこそ、取っ手もチョイス出来ます。真鍮の六角棒です。
さりげなーく
しかしワンポイントとして、家具のグレード感が増します。
ポイント④
お玄関入られてすぐの空きスペース、奥行き255mmにピッタリ合ってます。こちらも、フルオーダーでおつくり頂いたからこそ出来ました。
ポイント⑤
奥行255mmで高さが1170mmだと、細く背の高い家具です。倒れないように背中で壁固定するために背の部材を厚めにして、ビスで留めることが出来るようにしました。
実際、建物の壁の中は面下地ではなく団子下地だったので、ピンポイントにビスを打ちました。
壁の中の下地を探すのに苦労はしましたが、予め、かさ収納本体の部材を厚めにして、そして下地も入れて準備をしていたので固定はスムーズに出来ました。
見えないところのポイントです。
O様には大変お喜びいただけました。納品してホッと出来る瞬間です。
ご注文頂きまして有り難うございました。