2022.2.20 (Sun)
オーダー家具
北区へ造作床の間のオーダー家具を納品しました
以前、ボトルラックをご納品したお客様より設置日当日に「実はご相談があって」とお話をいただきました(^^)
タイトルに記入していますが、
この度「造作の床の間」をご依頼いただきました(^^)🌸
・・・と、お話を伺うとお父様のコレクションをいつくか奥様が所有されることになり、
せっかくのお掛け軸です。
時には空気に触れて、
人の目に触れて、気持ちよくお掛け軸を保管していきたいと、ご相談でございました。
奥様のご想像の中では、奥様の書斎のとある壁を軸にどの位の大きさで造りたいかはイメージはほぼ固まっておられ、あとは全体のサイズ感の相談と、
床の間の下でお掛け軸の箱が保管できるように箱の大きさを全て測り、
お部屋の家具の色目やサイズ感の兼ね合いも含め、
諸々採寸などして図面をひきました(*^^*)
基本は突板で製作です!
7:3で天然木突板/無垢材の割合です🌸
高さが160と低いながらも奥行きは445。
この奥行きは隣にくるシェルフのツラに合わせます👀✨
幅は1400もあるので、脚裏に滑りがよいように貼っても総無垢でつくるとへだても入れなければならない。
長手に対して、たわみ垂れないように考えなければなりません(^^)
たわみに関しましては、専用のパーツをこしらえました👍
(パーツの写真を撮り忘れました(;^_^A)
角まで全て突板でまわすとピンと、尖りすぎて他の家具と意匠のバランスがとれません。
なので、少し分かりにくいのですが、、、、
側面と前板に関しては3㎜の無垢材を使っております!
そうすると表面密度も濃くなり、3ミリの無垢材なので厚い板を使わないので価格も抑えながら無垢材感を加えることができます(*^^*)
と、諸々加味して製作いたしました🌸
当日は設置のみでお掛け軸はなかったのですが、、、
後日奥様が「サイズばっちりでした~🌸(*^^*)」と、写真付きのメールを送ってくださました!
(*;;*)
きゃーッ嬉しい!!!
やっぱり主役が飾られると引き締まります!
そんなに見えないながらも、強度と見栄えを考えて薄い無垢材をまわして大正解です(*^^*)
綺麗に整えられた突板が上品で、隅角はめくれ上がらないように木口は無垢材を回しているので全体的に軽やかですが軽すぎない表情で完成しています。
お父様のお掛け軸。
お嬢様である奥様ご夫婦の御宅で大切にされて、モノが私たちと同じ言葉をつかうなら本当に喜んでいるように思えました・・・☆彡(*´∀`*)ノ
生活のちょっとしたことから、こんな家具ってお願いできるのかしら・・?まで、
そんなとき、気軽に相談できる我々でいたいと思います。
この度の造作家具と一緒にご注文くださったのは広松木工さんの人気スツール「ルメスツール」でございます 🌷✨°˖☆◝(^▿^)◜☆˖°✨🌷
台所仕事で長時間立ってらっしゃることも多いそうで、「この作業のとき椅子欲しいなぁ~座りたいなぁ~~」と、思われる機会が今まで多かったそう。
高さ調整のきく、コンパクトなスツールは本当にもってこいで少し高めの座面高にしてお使いいただくと次の動作に移りやすい旨ご案内いたしました(^^)
フレームはオークに座面は帆布:ピエトラ オレンジです(*´▽`*)
ありがとうございました!