2022.5.18 (Wed)
スタッフの日記
宮崎椅子製作所さんの50周年記念特別モデル仕様でペーパーナイフソファが到着いたしました
こんにちは。
いつもありがとうございます!
先日、弊社分の50周年記念モデルが到着いたしました。
ザイール産の貴重なウェンジ材を使用したフレームのペーパーナイフソファ3人掛けを店頭で展示しています。
ペーパーナイフソファの背飾りは見た目も品があり、
北欧デザインのならではのシンプルなデザインです。
【WENGE:ウェンジ】マメ科 / 広葉樹
こまかな縞が波のように入り、
真っすぐダイレクトでやや野性味があり他にはない独特の存在感があります。
木材自体が美しいので、飾りつけをせずとも観賞的に楽しんでいただける樹種だと思います。
強度の高い木材で衝撃に強く、曲げにも強い。
腐ったりくずれにくい木で、
虫害に対しても強い木材なのでウェンジは耐久性が求められる用途にも向いた強靭な樹種だと言えます。
黒く艶のある光りをしたウェンジ材。
クラシックな雰囲気でかっこいい。
木を伐り出してからのウェンジは乾燥が遅く、家具にした時の割れを防ぐために慎重な手順が必要で、
加工の難しい木材ではありますが、仕上がりが美しいと古くから美観的価値のある木です。
50周年特別記念モデルは以下の通り。
<椅子>
・Bo chair
・UU
・ORI
・PePe arm 背張り
・GAMBA スツール
・DC10
・DC9
・hata
・no.42
・Paper knife sofa 1人掛け~3人掛け 各サイズ / ottoman
<テーブル>
・MI テーブル W1500,1600,1800,2000,2200 / D830 (幅2000と2200は奥行き930)
・ユニバーステーブル φ1000,1200
↓ こちらより全ての画像を見ていただけます。(宮崎椅子製作所HPより)
通常仕様は、各モデルによって販売店を分けておられますが、
50周年記念モデル限り 展示の有り/なしに括りなく、どちらも全国の正規販売店で購入することが出来ます。
記念モデルに使用されている革のご紹介。
北欧製の高級アリニンレザー。
デンマークでは有名なソーレンセン社の「ロイヤル・ヌバックレザー」です。
ヌバックは、革の表面をヤスリがけして起毛させています。
表面(銀面)をサンディングしているので、裏に比べ強度もあります。
裏面(床面)を起毛させるスエードやベロアよりも繊細で毛足はとてもきめ細かいです。
ビロードのような質感をもたせた革の質感で仕上がっており、柔らかくとろみを感じます。
艶消しの光沢がインテリアに映えます。
柔らかい中間色がウェンジとの相性抜群です。
<カラー 下:アーモンド / 上:エクリュ>
革の仕上げ「アリニン仕上げ」は、
膜をつくらない仕上げで経年変化を愉しんでいただけます。
ヌバックやスウェードを検索すると汚れが付きにくいよう、
お使いの前には防水スプレーを推奨される場合もあります。
ですが!
もともとこちらのレザーには「スコッチガード加工」を施しているので、下手に防水スプレーを使用されないで下さい!
※スコッチガード™はアメリカの3M社が展開しているはっ水・防汚製品のこと。
スコッチガード™加工とは、リアルレザーにスコッチガード™由来のはっ水・防水加工を施したレザーの事です。
<ソーレンセン / オフィシャルより>
表面にスコッチガード®保護を施してナチュラルに仕上げています。
接触時に水やその他の液体が革に浸透するのを防止します。
革をより汚れにくくします。
それでもやはりある程度はあると思うので、
合皮のようにシミにならない!と、極端に思われないで下さいね。
塩ビと違いますからね。
普段の手入れは先のふにゃふにゃした柔らかいブラシの掃除機ですこ~し遠くから塵などの汚れをとり、
あとはエイジングを愉しんでいただく解釈で、
この高級レザーの味を個人の革として永くお付き合いください。
このあと重複しますが改めてソーレンセン社オフィシャルより抜粋した説明を載せておきます!
※以下、ソーレンセン社オフィシャルの「ロイヤル・ヌバック」についての訳を抜粋。
<ソーレンセン/オフィシャルより>
ロイヤルヌバック
一見すると、ロイヤルヌバックがハイエンドのアニリンレザーであることは明らかです。
サンディングされた表面は、絹のような滑らかなヌバック感を与えます。
触覚的な質感はビロードのようなタッチです。
このコレクションでは、明るい色合いのグラデーションを特徴としすべてに天然穀物を使用しマットな表面を持っています。
時間が経つにつれて、革はより滑らかで光沢があり明るくなります。
本革で暮らすことの美しさの一部です。
あなた自身の個人的な痕跡を残すことを愉しんでいただけることでしょう。
次にお手入れです。
下記もソーレンセンのオフィシャルより必要な部分を抜粋しています。
■ケア&クリーニング
天然素材として、革は世話をする必要があります。
あなたが正しい方法で革を手入れするならば、それは時間が経つにつれてさらに美しくなるでしょう。
ここにいくつかのヒントがあります。
柔らかいブラシで掃除するだけです。
石鹸や水を使用しないでください、さもなければビロードのようなルックアンドフィールは消えます。
革のグリースを塗ったり、革を浸したりしないでください。
サドルソープ、レザークリーナー、家庭用品などの化学製品は避けてください。
(直射日光、過度の熱、鋭利なものから保護する)
革の手入れとメンテナンスは使用条件、および使用される頻度によります。
以上です!
上記にも書いてありましたが、直射日光は乾燥による革の地割れや、色抜けに繋がるので日中はレースカーテン越しなどであれば問題ございません。
+
冷暖房が直にあたる事もお気をつけください(^v^)
宮崎椅子製作所さんがウェンジ材を持っておられる限りの限定品。
プレミアム価値のある特別モデルです。(限定販売ですが原木がなくなり次第終了)
是非、店頭でお待ちしております。