2019.11.20 (Wed)
オーダー家具
京都 宇治市へ特注のオーダー家具 TVボードを納品しました
大きなサイズ感でも、本体と脚の間に 間合いを設けたデザイン。そうする事で重すぎる印象は薄れ、フと軽やかなバランスになります。
ご希望サイズの大きさで総無垢材で造ると値段ばかり吊り上りますが(その分良い点もたくさんですが割愛します^^)(今回はTVボードとゆう家具なので突板も推奨)プリント化粧板でない美観を持ちつつ適材適所に突板を用いて価格を抑えながら無垢材の美観を保つご提案を。
こうして今回素敵な家具をオーダー下さいました。
デッキを入れる部分のつまみは千senさんの家具金物(真鍮)です。
木から削ったものなので、紙にプリントした化粧板では出ないかっこ良さがあります。
脚はきちんと組まれた無垢脚。収納力もご覧の通りございます。
↓の写真は同じ意匠の取っ手をズームアップしました(^v^)
お気づきの方はおられるかも知れませんが、
先日に渡りご案内しております宇治市のお客様の御宅へ全てご納品完了いたしました!
最後のご紹介となりましたテレビボード。お部屋の広さに対してのサイズ感とその佇まいがぴたりとよいボリュームになりました。
少し見えている広松木工さんのリポーゾソファの線と今回のTVボードの中心には、
曲線がきれいな総無垢材のHIRASHIMAさんのセンターテーブルで、ゆったりとした ささやかなリズムの印象を持たせました。
振り返りますと先日のウォールシェルフに、以前アップしていましたウィリアムモリスの壁紙。きめの細かいウォールナット材達。そして北海道は北匠工房のチェスト等。
某大手メーカーさんの建てられた御宅は全体的に落ち着きのあるエレガントなパーツの組み合わせの中、
無垢材でも、角張っていて大袈裟な、荒削り感のあるゴツゴツとした家具ではなく、
部材の天然木が形を変えても呼吸しているような 優しげで 飽きのこない存在感の家具達です。
自然光が生み出す影の陰翳は、自然の風合いを重視したこれらの家具達が入る事でより趣が出ました。
静かな存在感は、丁寧に造られているからこそですね。
私たちが暮らす日常で一番身近な存在の家具。空間造りのご用命をくださいまして誠にありがとうございました!