インテリアコーディネーターが教える!
家具選びの豆知識
2023.11.2
ウインドウトリートメントの代表格「カーテン」ですが
「たくさんありすぎる」「サイズ測りも難しそう…」と選ぶハードルを感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、機能・デザインの選び方から、サイズの測り方までポイントを絞ってお伝えします。
今の暮らしにあったカーテン選びで、おうち時間がワンランクアップ!心地よいお部屋づくりを楽しみましょう。
厚手の生地で、遮光、遮蔽、保温機能など十分もっているカーテンができます。
ドビー織機で織ったカーテン。平織、綾織、朱子織のカーテンが、ドビーカーテンの代表です。
生地を織った後に柄をプリントするため、よりはっきりとした柄がでます。
窓の装飾、自然光の光量の調整、外部からの視線の遮蔽を目的に使用されます。
編み物ではなく、透過性の高い薄い織物です。ボイル、ジョーゼット、オーガンジーなど様々な種類があります。
ドレープとシアーカーテンの中間的な商品です。
オーダーカーテン | 既成カーテン | |
仕様 | 一般的に、3つ山 2倍ヒダ | 2つ山 1.5倍ヒダ |
縫製 | 柄合わせあり | 柄合わせ無し |
オーダーカーテンは通常、生地をたっぷり使った豪華な2倍ヒダ縫製で、ドレープの波数が多くきれいな姿になります。お客さまの好みで、ヒダのないフラットタイプ、 1.5倍ヒダ縫製でおつくりすることもできます。
またオーダーカーテンは、一般的にしっかりとした100%ポリエステル素材の芯地で、裾、脇の折返し幅のサイズが十分にとられています。
縫製においても、オーダーカーテンの場合はヒダ山とヒダ山の間が狭く、ヒダ山の部分がしっかりと縫製されていることで、吊り下げた時にきれいに揃ったヒダが出ます。
メンテナンス性においては、既製カーテンをご自宅で洗濯する際にカーテン上部の芯地の部分の型くずれができたり、縫製がほどけてくる場合もあります。
ご自宅で毎年洗濯される方は、オーダーカーテンがおすすめです。
耐用年数においては、既製カーテンの2~3年に対して、オーダーカーテンは一般的に10年以上お使いいただけます。
豊富な素材やカラーから選ぶことが出来るオーダーカーテンは、お部屋のトータルコーディネートが可能になってくるので、ベッドやソファのファブリックなどとピッタリ合わせることができます。
使用するカーテンレールの長さに合わせます。レールの幅5%くらいの余裕をみていただくと良いです。
<床までの窓・出窓>
一般的には床から1cm~2cmを引いた寸法にすることで、カーテンの裾が汚れず、プリーツをきれいに出すことができます。
床に接するデザインのもの(ブレイクスタイル)もありますので、形状によって自由に決めてOKです。
<腰窓・小窓>
窓の下枠からどのくらいさげるかについては
● カーテンの折り返しが、外から見えないような位置
● 風によってカーテンが外へ流れ出ないような長さ
など、ある程度長いほうがベター。決められた寸法はありませんので、自由に決めてOKです。
お部屋の印象に大きく左右するカーテン選び。
お困りごとなどございましたらどうぞお気軽にご相談ください。たすかーたそるてのインテリアコーディネーターがお悩みにお答えいたします!