2022.4.30 (Sat)
チェア
北区へ宮崎椅子製作所さんのPePeチェア・ケヤキの背布張りを納品しました
お家をこれから建てるんで、少しづつお店を周っています。
と、御来店くださったのは昨年のこれから桜が咲く、未だ肌寒い時季でした。
その日から数か月が経ち、夏を迎えた頃、
この度、奥様専用の椅子として宮崎椅子製作所さんのPePePe sideチェアを御注文賜りました🌞
ご主人様の椅子は憧れの1脚を心に決めておられ、
そのお気持ちは絶対に大切になさった方が良い旨を交えお話しをしておりますと、
奥様は、“主人が心に決めた椅子に合うかな?”で、今回モノを選ぶのではなく、
「わたしの好き」と、思った気持ちを大切にして1脚を探したい旨をお話しくださいました。
改めてご来店の際、再び掛けられますとご主人へチャーミングな笑顔で
「やっぱりこの椅子がいい」とパッと明るいお声。
木部フレームにはケヤキ。
生地はKvadratの「ハリンダル65」より#180(黒)をお選びでございます。
ケヤキは英語で Zelkova (ゼルカヴァ)と読みます。
ハリンダル65の生地はウールがメーンです。
どうしてもそれなりのチクチクはつきものです。
ですがKvadratのウール生地は 粗野なチクチクは少なく、使っていくうちに滑らかになるのも特徴的☆彡
ざっくり織られたハリンダルの生地は見目好く、
椅子やソファに張ると布のこだわりが感じられる仕上がりになります☆彡
耐光堅ろう度も優秀で、
光の作用による、色の変化(退色)を評価する試験に高い基準でつくられた生地なので、
色褪せを引き起こしにくい生地でもあります(^^)
木部のケヤキのご案内。
ケヤキは硬くタフな木材です。
耐久性=いかに劣化に対抗できるか。
耐朽性=木の腐りにくさのことで、ケヤキは優れています。
外見にも木目が麗しく美しい木材です。
オレンジ色を含んだケヤキは伝統的な品も感じられるなか、
PePeチェアの持つデザイン性で、インテリアに取り入れると何だか自由で品があって、
そしてラフなムードも醸し出します。
今回、背に生地を回したヴァージョンをおススメ。
木の種類を統一されないコーディネートをお考えでしたので、お選びいただいたケヤキには
背にも生地をもってきていただいた方が「締まり役」としても活躍する事からおすすめ致しました☆彡
負荷のかかる箇所の仕口にはフィンガージョイント。
ワンポイントになっています(^^)
社長がお届けから戻ると、
「奥さん かわいい、かわいいって何べんも言ってくれてはったで」と伝言がありました。
むちゃくちゃホッとしました(*;v;*)
ケヤキはとてもゆっくりとですが経年変化します。
そろそろほんの少しは変わってこられたかな。
ありがとうございました!