2022.6.28 (Tue)
オーダー家具テーブル
中京区へオリジナル・ブラックチェリーの天板40mm厚のテーブルを納品しました
京都市中京区へ、オリジナル・ブラックチェリーの天板40mm厚のテーブルを納品しました。
京の町家をご購入、リノベーション計画を進められている時に、どんな家具を揃えようかな・・・とお考え中
当店が、その町家の徒歩圏内にあり、ご縁をいただきました。
ダイニングテーブルは、最初から最後まで、一人の職人さんが作るテーブル
3つのタイプから、天板が分厚くて、天板も脚も直線を活かしたシャープなスタイル(写真:真ん中)をお選びされました。
製作途中経過の写真です。
ブラックチェリー材は、家具が出来上がった時と、経年変化した状態では、家具の表情が全く違います。
こちらの天板は、まだ若い肌色ピンク色です。赤褐色に変化する前はこんな感じのお色目です。
無垢材テーブルとは?
1枚板テーブルと思ってる方もいらっしゃると思いますが、そうとも限りません。
画像の天板を見ていただきますと、5枚の板が合わせてある事がお分かりいただけるかと思います。
今回のテーブルは、無垢材のダイニングテーブルです。
だけど、一枚板ではなく、複数枚の板を接着させて1つの天板をつくっています。
木にもよりますが、ブラックチェリーが、幅800~900mmある板にまで育つには時間がかかります。
となると一枚板は貴重で、なかなか手に入れることが難しいのです。
ですから、剥ぎ合わせて、ひとつの天板をつくるという手法があります。
今回は5枚はぎです。
ブラックチェリー独特の模様、さざなみ紋とガムポケットが見えます♪
✿さざなみ紋=リップルマークは、波模様の木目で、光の当たり方でキラキラと輝いて見えます。
(写真5枚剥ぎの左から2枚目の板がよく分かります)
✿ガムポケットは、木部の隙間に樹脂がたまって黒い斑点や筋状の模様が入ること。日本では脂壺と言われています。
チェリ-材の「ガムポケット」は、松ヤニのように触ってもベタつくことはありません。
また、凹凸もないので、ただ、そのような模様が出ているとお考えください。
(写真5枚剥ぎの右から2枚目の板がよく分かります)
今回おつくりしましたダイニングテーブルは
サイズ: 幅1300 × 奥行900 × 高さ700(mm)
※天板厚み 40mm
樹種: 無垢 / ブラックチェリー / 5枚剥ぎ
仕上げ:オイル仕上げ
アイランドキッチン横に、ダイニングテーブルを並べて配置される為、
キッチンの奥行とダイニングテーブルの奥行を揃えられました。
ブラックチェリーの木目は、細い道管が不規則に並んでいるため、淡い木目と滑らかな木肌になります!
職人さんが、丹精込めて天板を磨きあげますので、つい触ってしまいたくなるようなスベスベ滑らかが、
想像できるような、光沢が天板に出ています(^^)
ご注文ありがとうございました!