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オーダー家具

続・堺市へフルオーダーのブラックチェリー材のchestを納品しました

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こんにちは!

 

昨日のブログには書いておりませんでしたが、実はもう1つご注文くださりご納品いたしました!

 

実用性重視のフルオーダーのチェストでございます  °˖☆◝(^▿^)◜☆˖°

 

 

サイズは W1400 × D450 × H750

樹種はブラックチェリーのオイル仕上げ。

家具のお顔となる「前板」は無垢材。

そして、捲り上がらないように木口には無垢を回しています(^^)

天板と側面は天然木 突板です。 綺麗に木目が揃ってます☆彡

 

 


 

では、

棚割りです 👀

 

・正面向かって 左  引出し×3杯 (1段目:手掛け / 2,3段目:プッシュオープン)

・中央  片開き扉×1 (上部に掘り込みの手掛け)

・右 両開き扉×1  (上部に掘り込みの手掛け)

 

 

・引出しは深さ違いのを3杯。一番上は細々したモノを片付けるのに浅めにて製作。

 

・中央の片開扉には可動棚が1枚あります。

ここに収納したいのは 現在お使いの高さのあるファイル。なので、可動棚は1枚(^^)

 

・両開きの中には ご所望のノートPCとプリンター収納の定位置を確保!

「出来れば、そこでPC作業をしたい!」と、奥様 🌸

 

 

では、引き出して簡易デスクになるように! (≧∇≦)

(扉をあけた 内寸幅は鏡台の寸法でよくあるサイズで取れています。有効に関してのイメージは問題なくクリア🌸)

 

裏板には配線孔を設けて!

あ!この寸法なら棚板を1ついれてコピー用紙を置く場所も取れそうです!と有効活用!

 

 

お使いのPCとプリンターのサイズ。

今の時点で、買い替えのご検討の有無。

もし、買い替えるなら今の最新の外寸サイズの大まかなサイズ感をリサーチして、扉内部の有効寸法は決めました(^^)

 

あ、ちなみにスライドして引き出す際、手掛けになる前板も無垢材にしています 🌸

 


 

次に扉を開けた写真。

前板は無垢材なので反り止めを施しています。

 

 

開けると扉の内側が目に入るので、違和感の出ないように鉄を埋め込んでいるのではなく、無垢材を埋め込んでいます(^^)

 


 

続いて、引出し。

特に、引出しが出ているだけの写真ですが、、、、

 

 

スライドレールを見えない様に底付けにしました 👀

ちょっとした事なんですけど、開けたときに異素材がシャカシャカ見えてない方が、

せっかくだから綺麗じゃないですか(^^)♪

 

ちなみに安価なレールは出来るだけ使用してないので、耐久性はもちろん、レールの動きも良いですし、動作音も安っぽい音ではありません ☆彡

 

 

中材は桐です🌸

 


 

<余談>

いつもオーダー家具を承るときは、

様々な木のサンプルはもちろん、塗装に関しても無塗装を見ていただき、

そして ウレタン塗装やオイル仕上げの時、等きちんと感じていただけるように色々ご用意しています(^^)

 

 

その他、エッジのとりかたや、アールのサンプルも用意しています。

 


 

ここまで、ちょっと長くなりました。

さて、、、

いつも思うのは、

暮らしを充実させるにあたり、モノは増えていきます。

 

その物をどこに片付ければ、スムーズな動線と気持ちの良い整ったお部屋で暮らせるか。

 

ある程度に物が揃ったいま、使いながら、使ったあと各々片付けながら、

「これとこれと、これはここにまとまったら楽やろな~~」と、気付きます。

 

 

それらの気づきと、フラストレーションの解消、収納力の拡大を軸に、

同じ部屋に置いてある家具達との兼ね合いを考え、

サイズ感と樹種や棚割り、どこに扉ををもってきて、どこに引出しをもってくるか。

 

ちなみに今回はハイタイプのTVボードとしても兼用なさいます。

お使いのTVのインチを確認し、

店のTVを使ってあらゆる高さのチェスト等の上に置いてみました。

 

ハイタイプになると本体高の数字だけでは感覚が掴めないので、

色々な高さの上に乗せて感覚を掴んでいただきました(^^)

 

「感じる」ことが出来ると、安心につながります 🌸

 


 

お話すればするほど、ご提案の幅は広がります(^^)

するとお邪魔しなくても見えてくる事があり、

お部屋のサイズを書いてくださったメモと御宅の写真をたよりに想像と思考を巡らせご提案。

 

皆さま、出来れば安くすませたい。

でも、見栄えが良いのがいい。

そう思うことは、わたくしも同じ立場なら絶対思います( ´艸`)

 

なので、大方サイズ感と仕様が固まってから、前板は天然木 突板にした時と、無垢材にした時と等見積りはいくつか取ります。

 

そこから、何故、どうして、この金額になるかも全てご案内します(^^)

 

そんなこんなで、収納と実用性重視で1つの家具が出来上がりました。

 

 

前板全てを無垢材にされたので、4角のエッジは丸くとりました。

 

無垢材と突板の違いって、一見 分かりにくいのですが「密度」の違いがやはりあるので、見慣れてくるとお客様も何となくでも分かってこられます(^v^)

 

この詰まった木肌のおかげで 家具全体の雰囲気がよいお顔となって完成するので、

場合により是非ご活用ください 🌳♪(^^)

 

ありがとうございました!

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