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書棚・本箱

向日市へ、オールA3サイズ収納 オリジナルスライド書棚扉付き を 納品しました

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京都府向日市へ、オールA3サイズ収納 オリジナルスライド書棚の扉付き を 納品しました。

 

インターネットで検索して、当店をお知りくださり、実際に見てみようとご来店くださいました。

 

収納される書籍はA3サイズ。

『既製品のスライドする本箱で前も後ろもA3書物が入る商品を探したけど無かった。こちらで作ることは出来ますか?』

 

はーい!出来ます!

そうなんです、既成品スライド本箱ですと、出来る限り全サイズ網羅して収納出来るようにしたほうが売れるので、前後同サイズの組み合せパターンが準備されていません。

 

その辺り、当店のオリジナルスライド書棚は自由度が高く、前後2列ともにA3サイズの箱を組み合わせることが可能です。

 

検討されてました本箱のサイズは幅1200・高さ1200(mm)

樹種は、ウォールナットで作りたいとのご希望でした。

あと、どうしても譲れないのが扉。

ほこりが気になるから、とのこと。

扉付きは製作できますけど、案外とお値段がします。

ですが『やっぱり、ほこりが気になるから』とのことで扉は必須。

 

同じものを2台置こうとお考えでしたが、まず、一台作ってみて気に入ればもう一台購入しようということで、1台のご注文を承りました。

 

 


 

貫禄があります。

 

 

一見タンスに見えるかも。

 

 

 


 

 

こちらのスライド書棚製作ポイント

 

 

★扉に取っ手はつけませんでした

収納される書籍を見せる必要はないので扉にガラスは入れず、スッキリシンプルを目指されていらしたので扉も出来るだけ無表情に仕上げました。

装飾を足し算と捉えるのなら、逆の、引き算のインテリアのご提案です。

 

★扉の縦部分に無垢材を使用、小口を斜め45度内側へカットしました。

小口を手がかりに出来るようにとの意図でご提案しました。

手がかりって、そこを目掛けて手を添える必要があります。本箱の周辺での動作を考えた時、一か所に手がかりを設けるより、広い範囲で扉の開け閉めが出来たら便利で快適にすごせると想像しました。

ですので、扉の高さ全部を手がかりとして使えるように縦部分の仕様を考えご提案しました。

 

★天板と扉の間に隙間を設けて、扉の上部の小口に手を掛けても扉の開け閉めができます。

本箱の高さが1200mmなので、立った姿勢でも扉を開け閉め出来たら、使い勝手がいいなと思いご提案しました。

 

★扉取付の蝶番を工夫

本箱本体に蝶番を取り付けるのは簡単ですけど、蝶番部分の出っ張りあると邪魔になって本の収納量が減ってしまいます。

蝶番が目立つのも違う。

それは避けたい。

出来るだけシンプルな蝶番でと職人さんに話していたら・・・・・

 

 

職人さんが探してくれました。小さくてスッキリ。小口に納まっています。

こういう連携が出来ると、職人さんと離れて違う場所で仕事をしていても一つの家具をつくっているチームだわ。と、嬉しくなります。

 

もちろん、それはご注文くださったN様にも自然と伝わります。

フルオーダーだと、出来上がってみないと、どんな家具になるか分かりません。

どんなに絵を描いても家具が醸し出す雰囲気まで分かりません。

 

出来上がり具合を、とても喜んでくださり、2台目のご注文をいただきました!

ありがとうございます。

こころを込めて もう一台お作りいたします。

 

 

 

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お問い合せ、ご希望の日時がございましたらお知らせください。

Tel:090-1903-3513 (山川)

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